羽生 結弦
日本男子フィギュア史上
初の金メダルを獲得した。
その得点がすごい!
ショートプログラムとフリープログラムの
合計点が280,09点の超高得点!
2位のパトリック・チャンが275,62点、
普通はこれでほぼ金メダル確定、
くらいの得点だが、
羽生は別格だった。
チャンのコメントでも
「少しがっかりしたが、今季の自己ベスト(GPエリック杯の98・52点)より
1点低いだけ。悪くない」
この言葉からも羽生の得点が特別なものである
ことがわかるだろう。
フリープログラムの前に、
「ユヅルはこういう(首位に立つ)経験に慣れていないはずだ。
どう対処するのだろう。僕は自分の滑りに集中する」と
王者としてのプライドをのぞかせ、若いライバルを挑発した。
しかも「2位で追いかける立場はいいね。ユヅルは背中にターゲットを背負った」。
と、自身を奮い立たせるようなコメントもあったが、
羽生は自分の演技に集中しており、
すべてを超越したということだろう。